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ヨーロッパ旅行はいつから行ける?コロナ禍の現状分かりやすく解説【2021年6月21日現在】

ヨーロッパ編集部
ヨーロッパ編集部
ヨーロッパ旅行はいつから行ける?コロナ禍の現状分かりやすく解説【2021年6月21日現在】
ヨーロッパへの旅行はいつから行ける? 日本から入国できる国はどこ? 新型コロナウイルスのワクチン接種が急速に進み、ヨーロッパ各国の観光客受け入れ方針がどんどんと緩和されてきています。2021年6月21日現在の状況をまとめました!

出入国現状(6月21日更新)

  • 2021年6月3日、日本は感染リスクの低い「安全国」のリストに入り、EU(ヨーロッパ連合)が日本からの観光客受け入れを発表しました。
  • しかしながら、実際の受け入れ開始の判断は各国・地域の判断となるため、国ごとに入国制限を設けています
  • 日本は全世界からの入国に対して、「出国前72時間以内の検査証明提出」「14日間の自主隔離」等の制限を続けており、自由に行き来できるような状況ではまだありません。

特に入国条件が緩和されているのはスペイン

2021年6月21日現在、スペイン入国時におけるPCR陰性証明書の提示は不要となっています。出発前に保健省の専用ページ・アプリで健康状態の入力提出が必要だったり、入国時の書面提出・検温などのチェックはありますが、他の国と比べるとかなり緩和されている状況です。

その他、オランダ・ドイツ・デンマーク・チェコなどのヨーロッパ各国で、「PCR陰性証明書さえあれば、隔離措置はなく入国可能」というように条件緩和が進んでいます。

ただ日本帰国時の「14日間の自主隔離」を含む制限は、どの国への旅行でも残る課題となりますのでご注意ください。

でも、この日本の入国制限が緩和されたら、一気に海外旅行者は増えてきそうですね。

フランスの出入国条件
イタリアの出入国条件
ドイツの出入国条件
イギリスの出入国条件
スペインの出入国条件

日本の入国制限について

  1. 新型コロナウイルス陰性の検査証明書提出
  2. 入国時の新型コロナウイルス検査実施
  3. 14日間の自主隔離(誓約書の提出と接触確認アプリのインストール)

2021年6月10日現在、日本へ入国するには上記3項目の制限を受ける必要があります。

新型コロナウイルス陰性の検査証明書

新型コロナウイルス陰性の検査証明書については、検査方法・検体採取方法・検体採取日時についてを厚生労働省の指定の通りに行う必要があります。

特に検体採取日時については、結果判明が出国前72時間以内ではなく、検体採取が出国前72時間であることに注意が必要です。加えて、出国前72時間というのは、日本へ向けた最終出国地の国際線出発予定時刻から起算されます。例えば、フィレンツェからローマに国内線で移動し、ローマから東京への国際線へ乗り継ぐ場合は、ローマを出発する72時間前となるのでご注意ください。帰国のフライトで乗り継ぎ経由する場合は、事前に航空会社等に確認をしておくことをおすすめします。

入国時の新型コロナウイルス検査

入国時の新型コロナウイルス検査については、検査結果が出るまで空港内のスペース、または検閲所が指定した施設で待機する必要があります。到着から検査結果判明まで約1〜3時間程度ですが、再検査など状況によっては翌日に判明することもあるので、気構えておく必要はあるかと思います。

14日間の自主隔離

14日間の自主隔離の待機場所については、自宅以外にも社宅、親戚の家、友人の家、マンスリーマンション、ご自身で予約したホテルなどが対象になります(複数の人が共同で使用する場所がある施設は対象外です)。空港から自宅までの交通手段(自家用車、レンタカー等)についても自分で確保する必要があり、電車・バス・タクシー・航空機(国内線)・旅客船などの公共交通機関は原則使用が認められていません。

また、変異株流行国・地域から帰国した場合には、検閲所が確保している宿泊施設で3日~6日間隔離が必要です。ヨーロッパだと、イギリス、アイルランド、イタリア、オーストリア、オランダ、スイス、スウェーデン、スロバキア、デンマーク、ドイツ、フランス、ベルギー、エストニア、チェコ、ハンガリー、ポーランド、ルクセンブルクが該当します。

日本の入国制限の詳細については、厚生労働省が掲載しているQAサイトを確認するのがおすすめです。

参考: 外務省が発表する「新型コロナウイルスに係る渡航者制限措置」

ヨーロッパ内の生活について

  • EU圏内でも自由な移動はできない(特に公共交通機関)
  • 各地域でそれぞれ細かく生活のルールが規定されている

日本と大きく異なる点は、ヨーロッパの場合は国だけではなく、各地域でそれぞれ細かく感染状況や方針に合わせて細かく生活のルールが規定されていることです。例え移動が可能だったとしても、ちゃんとルールを確認した上で行動しなくてはいけません。

各地域の大使館が定期的に情報をリリースしてくれているので、出された情報をチェックしながら、生活を続けているような状態です。

参考: ドイツ・バイエルン州での行動制限ルールについて

EUが提案する「デジタル・グリーン証明書」

コロナ前には自由に移動ができていたEU圏内でしたが、今は前述の通りルールが地域によってバラバラで、旅行はとてもしづらい状況です。ただ一方でワクチンの接種率は急激に上がってきており、旅行に対する期待感が高まってきています。

こうした流れも踏まえ、EUでは「デジタル・グリーン証明書」という、ワクチン接種歴・検査結果証明ができる共通規格を準備中です。QRコードで読み取り認証し、自身の安全性を証明できる仕組みになると情報が出ており、実用化されれば、以前のように自由に旅行を楽しめるようになるかもしれません。

参考: デジタル・グリーン証明書について